2012年11月

かれこれ10年以上、クロアチアでも日本でも、常に持ち歩いてきた本、ヘルマン・ヘッセ『ガラス玉演戯』。 私にとって特別な、バイブル的存在です。 ヘルマン・ヘッセというと、日本では『車輪の下』や『デミアン』が有名ですが、この本は、ヘッセが12年を費やして書き上げ ...

もう過ぎてしまいましたが、「万霊節」にちなんで、1曲、ご紹介します。 ドラ・ペヤチェヴィッチ:葬送行進曲 Op.14 この曲は、ペヤチェヴィッチが18歳の時の作品です。 彼女は、哲学や文学などの精神世界に関心が強く、死というものに関して、思い巡らすことは多か ...

「万霊節」が近づくと、クロアチアでは、菊の市場が出ます。 この菊の花の並べ方、売り方が新鮮でした。 万霊節はすべての死者が解放されて戻ってくるということだそうで、日本のお盆の感覚に近く、死者を暖かく迎え、もてなし、手厚くお送りするという一連の行事が行なわ ...

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